−自戒−余韻に浸らずに精神力維持
開幕戦はたくさんの応援ありがとうございました。勝利の余韻に浸っている暇はないし、勝ち続ける経験が今までほとんどないので、自分たちが今何をしなきゃいけないか考え、一つ一つの試合をものにしていく姿勢を大事にしていきたい。まずは明日の新潟戦だね。
1試合勝っただけで「神戸は変わったんじゃないか」といろいろな人に聞かれるけど、今すぐ答えられることではない。12月になってどうなっているか。「今年もだめでした」とならないように本当に気を配りながら1年を過ごさないといけない。すごく大変な作業なんだ。負けるのは簡単。嫌というほどそれを味わってきたんだから、2度と繰り返したくはない。
技術や戦術っていうのは重要だけど、コンディションや精神面が、ものすごく試合を左右する。ハシェック監督は、精神的な安定を維持するには、普段のグラウンド外での生活が大切だということを主張していて、十分な休養、栄養、トレーニングを選手が心掛けているか常に注意している。
これから1年間を戦い抜く、強い精神力を築き上げていかなきゃいけない。少しでも油断したらすぐにマイナス3ポイント(負け)ということになる。勝っていくには頭を使い、ずるさも必要になってくる。
新潟も必死だよ。アウエーの雰囲気をうまくこちらの力に結び付けられたらいいね。もちろん3ポイントを取るつもりでやるけど、時間帯、展開によって負けないサッカーができるようにしておきたい。そういう経験をしないとね。
磐田、鹿島のここぞという負けない力はすごい。神戸はまだその段階ではないし、開幕戦に百パーセントの集中を費やしたように、次も同じ姿勢で必死に挑まなければいけない。課題は山積みなんだ。非常に厳しいトレーニングをしているし、それが緊張感につながっていけばと思う。(隔週金曜日に掲載、次は4月2日)
(神戸新聞、2004年3月19日掲載)
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