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日本快勝! いざ、3位決定戦へ
日本、快勝でBグループ2位確保。カズ、呂比須抜きの緊急事態も、城、中山、高木ら代役の十分すぎるほどの活躍で、大事なグループ最終戦を問題なくクリア。日本は悲願のW杯出場へあと1勝と王手をかけた。
カズは信じていた。この日、警告の累積で出場停止のカズはスタンドで観戦。しかし、その心はグラウンドに立ったチームのみんなと確かにつながっていた。なるべくベンチの近くにいたかったとのことで、前半はフィールドと同じレベルの観客席下で参戦。勝利を確信した後半からはスタンドへ上がったが、試合が終わった瞬間、カズはスーツ姿のまま再びピッチに現われると、戦い終えたチームメートを笑顔で迎え、みんなと抱き合って喜びを表現した。
カズの欠けたこの試合ではあったが、ドーハの戦友、ゴンが粋な計らいを見せてくれた。前半終了間際の44分、セットプレーからのボールを体ごとゴールに叩き込む豪快なゴン・ゴールを炸裂させると、ゴン・中山は自分のユニフォームをまくりあげ、その下に着ていた11番のユニフォームをサポーターへアピールして見せたのだ。「カズさんの気持ちをグラウンドに持って行きました」。実は試合前カズは、「俺の分まで頑張ってくれ」と自分の背番号「11」の入ったユニフォームをゴンに渡し、ゴンが点をとったらそれを見せる約束をしていた。このパフォーマンスに国立のテンションが上がらないわけがなかった。チーム一丸となった日本は、終始危なげない試合運びで勝利をものにした。
これで日本はUAEとのBグループ2位争いというサバイバル戦をかろうじて生き残ったわけであるが、W杯への戦いはまだあと一つ残っている。Aグループ2位との第3代表決定戦である。決戦の舞台はマレーシアのジョホールバルに決まった。この試合には出場停止の解けたカズも戻ってくる。おそらく次の試合も、日本のエース・カズはガチガチの厳しいマークを受けるであろう。ハードな戦いになることは明らかである。しかし我々は信じている。カズの活躍でW杯出場を決めてくれることを。フランス行きのチケットを持ち帰ってきてくれることを。 あと一つ。これまでも日本は何度もあと一歩のところまでは来ていた。しかし、いつも最後の大きな壁に阻まれてきたのだ。この壁を打ち破るのは今しかない。
もうひと頑張りだ、カズ!「BOA SORTE, KAZU!」
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W杯アジア地区最終予選グループB
日本 vs カザフスタン
| 日時 | 1997年11月8日 19時06分キックオフ |
| 会場 | 国立競技場 |
| 観衆 | 56,032 |
| 天候 | 晴れ |
| 気温 | 15.6度 |
| 湿度 | 54% |
| 主審 | マリオ・ファンデルエンデ(オランダ) |
| 結果 |
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| 得点 |
12分:秋田 16分:中田 44分:中山 67分:井原 73分:エフテエフ 79分:高木 |
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先発 (日本) |
GK 川口 DF 名良橋 相馬 井原 秋田 MF 山口 中田 名波 北澤 FW 城 中山 |
| 交代 | 64分:高木(中山) 64分:中西(名良橋) 83分:森島(北澤) |
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